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2009年9月 5日 (土)

深沢七郎「楢山節考」

003  深沢七郎の短編小説集「楢山節考」を読みおえる。

 新潮文庫、昭和47年13刷。

 この本には、「月のアペニン山」「楢山節考」「東京のプリンスたち」「白鳥の死」の4篇が収められている。

 「月のアペニン山」では、「私」と「静江」が近くまで新婚夫婦だったのに、愛情の無さが気にかかる。作者の夫婦観だろうか。

 「楢山節考」は、若い時に読んだ覚えがある。ある日本文学全集の、「昭和名作集」に入っていた。歌詞と楽譜入りの小説には驚いた。奇蹟的に生まれた、短編小説の名作である。

 「東京のプリンスたち」は、都会の不良がかった高校生たちの生態を、当時(1959年)としては、鮮やかに描いた。

 「白鳥の死」は、師事した正宗白鳥の、死の前後を詩的に、しかし説得力を持って描いた。

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