敦賀市に在住の詩人、O純さんが、同人詩誌「角」第18号を送って下さった。
「角」は、嶺南地方の同人を主とする詩誌である。
巻頭、O純さんの「心がちぢむので」が載っている。
小学校校長として教職を去り、「福井県詩人懇話会」の代表を降り(現・顧問)、ペンネームの通り純粋な時間を送っていられるようだ。
全7連より、以下に最終連を引く。
少年のときのように
青い空に両手を高く広げて
ちぢんだ背を伸ばします
ちぢんだ心を広げます
S章人さんは、文学評論を書いていたかたのように記憶しているが、今号の「沖の火」など、ずいぶん進んだ詩を書いている。
T常光さんの「水の行方」に情念が籠もる。
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