同人詩誌「群青」第16号
今号より当分、AUさん(女性)が寄稿してくださる事になった。彼女の「はりがねの空」は、先鋭的で繊細な詩風をみせる。
温泉イグアナさんの「ずべずべの粘膜の中のオレの指」は、性的フラストレーションにことよせて、社会のストレスとその解消を示唆する。
KMさん(女性)の「種が飛ぶ」は、終わり2行「野の花のようにこころのままに/種になって、飛ぶ」と、新しい出立を決意する。
僕のソネット「信じたくなる」は、終連「波乱の多い生だったが/予定調和を/信じたくなる」と、心の安定を示す。
他にエッセイが1編。
出稿者4名のささやかな同人詩誌だが、大切にしていきたい。
こぐま星座んはいろんなお名前があるのですね。すべていきもの関係なのがぴったり。今回の詩はタイトルがあまりに過激では?
AUさんの詩はいつもよりのびやか。でもわたしにはやや難解。
サスケさんの「信じたくなる」___
何気ない空気感が好きです。
四人の詩があることで広がりが出たように思います。
表紙にはそれぞれ色をぬるといいかも。
投稿: KM | 2009年11月 7日 (土) 22:58
表紙のイラスト、ブログの写真で見るとかなりいいねえ。
投稿: 温泉いぐあな | 2009年11月 7日 (土) 20:58
とにかく、これからは一球入魂。詩誌「群青」を世界の「群青」にしたいと思っています
投稿: バイオレンスうなぎ | 2009年11月 7日 (土) 20:56
ありがたい解説ありがとうございました。僕自身、何が書きたかったのかわからなかったので、そう言われるとそうなのかなーとなんだかお湯を注いで赤いきつねを食べたようなような気がしました。
何が書きたいのかわからないまま作品を書いた経験はそうありません。ある意味、神が乗り移ったのかも。そういう意味では僕の代表作になるかもしれませんよー。わはは。
投稿: きば鯨 | 2009年11月 7日 (土) 20:52