« 塩野七生「サイレント・マイノリティ」 | メイン | 糸目玲子・歌集「丹頂の笛」 »

2010年1月11日 (月)

トルーマン・カポーティ「誕生日の子どもたち」

003  昨年2009年8月26日に、「楽天市場」より届いた、トルーマン・カポーティの短編小説集「誕生日の子どもたち」(当日付けのこのブログで紹介済み)を読みおえる。

 文春文庫、村上春樹・訳、2009年・刊。

 この中の6編の短編小説で、カポーティは、少年少女のイノセンス(無垢)を描くけれど、善良ではない悪意を描く小説もある。

 村上春樹の翻訳は柔軟で、翻訳を感じさせないほど、練れている。

 僕は、新潮文庫で出たカポーティの小説、遺作「叶えられた祈り」を除く全5冊を、すでに読んでいる。

 同性愛、アルコール中毒、薬物中毒の3つは、カポーティの心性と作品にとって、高い代償だったようだ。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/22885119

トルーマン・カポーティ「誕生日の子どもたち」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート