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昨年2009年8月26日に、「楽天市場」より届いた、トルーマン・カポーティの短編小説集「誕生日の子どもたち」(当日付けのこのブログで紹介済み)を読みおえる。
文春文庫、村上春樹・訳、2009年・刊。
この中の6編の短編小説で、カポーティは、少年少女のイノセンス(無垢)を描くけれど、善良ではない悪意を描く小説もある。
村上春樹の翻訳は柔軟で、翻訳を感じさせないほど、練れている。
僕は、新潮文庫で出たカポーティの小説、遺作「叶えられた祈り」を除く全5冊を、すでに読んでいる。
同性愛、アルコール中毒、薬物中毒の3つは、カポーティの心性と作品にとって、高い代償だったようだ。
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