詩誌「アリゼ」第137号
兵庫県に在住の詩人、S陽子さんが、同人詩誌「アリゼ」第137号を、お便りを添えて、送って下さった。
今号は「大野新 追悼号」とも呼ぶべく、彼の詩6編と、S陽子さんの「日溜まりの中で」を含む、追悼文12編が載っている。
大野新さんは、同人ではなかったが、詩誌の合評会に必ず参加した、とあり、僕は「アリゼ」の寄贈を長く受けながら、その事を知らなかった。
詩誌「青魚」№72のT晃弘さんの「あとがき」や「福井県詩人懇話会会報」第24号によると、大野新さんは、1992年11月15日、旧・福井新聞社会館の地下ホールで催された「『詩集ふくい ’92』出版記念のつどい」にて、「私詩をどう超えるか」と題して講演をおこなった。それを聴いたことだけが、大野新さんと僕の関わりである。
他に詩19編と、「船室」と題するエッセイのコーナーなど。
コメント