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2010年10月13日 (水)

渡辺水巴「白日」

 角川書店「増補 現代俳句大系」第2巻(昭和56年・刊)より、6番めの句集、渡辺水巴「白日」を読みおえる。

 原著は、昭和11年、交蘭社・刊。

 この句集は、「水巴句帖」を含む以後の3句集からの抄出と、それ以後一年余りの新句より成り、全523句である。

 彼は東京に生まれ、旧制中学校を中退後、俳句を志し、生涯定職を持たなかった。

 デリケートな季節感と、洗練されつくした都会人的な情緒とが、表現されたと評される。ただし僕が田舎者なのか、それらがあまりわからない。

 以下に5句を引く。

釣竿の竹大束や鰹船

離れ咲く牡丹は淡し椎落葉

渓流の音に雨添ふ田植かな

月光にぶつかつて行く山路かな

雑煮待つま八ツ手に打ちし水凍る

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