同人詩誌「青魚(せいぎょ)」No.73が、発行人のT晃弘さんから送られてきた。
2010年11月、鯖江詩の会・発行。
B5判、37ページ。
僕は見開き2ページ2段で、ソネット4編、「雨の日」「妻」「還暦」「道化」を載せてもらった。いずれも生活より生れた作である。
圧巻なのは、T幸男さんの「永遠の畔の思考(パンセ) ほか18篇」だろう。長短の詩をあわせて、14ページを占める。
ただし彼(作庭師、画家でもあり表紙絵は彼の作品である)の「憤怒の書」も終わりに近い季なのか、19番めの作品の題は「別盞の唄」である。
今号では2氏が漢詩2編、鯖江市高年大学文芸部詩作の会の5氏が詩を各1編、寄せている。
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