「シルクロード ③」
NHK 取材班・編、日本放送出版協会、昭和56年1刷。
陳舜臣が序文を寄せている。
「西域南道」は、タクラマカン砂漠の南側に沿っている。
井上靖の小説などで有名な楼蘭などがあったが、今は他の遺跡とともに、ほとんど砂に埋もれている。
美術・建築などの遺跡は少ないようだ。24ページには、ミイラと人体白骨の写真が載り、異様だ。
それらは、それらに関心の強い者だけが、観られるようにすべきではなかったか。
現代のオアシス都市の、生活の写真が多くなる。
見開き2ページで1枚の写真、という場合も多い。優れた機器を用いたのだろうが、これらの写真の鮮明さは驚異的だ。
コメント