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2010年12月 7日 (火)

詩集「夜の食す国」

002  12月4日の「詩の研究会」(ブログ記事あり)にて、こぐま星座さんより頂いた詩集、「夜の食(お)す国」を読みおえる。

 えんじゅ社、2010年12月・刊、帯。

 正式には彼の、「なんなはん」に続く第2詩集となる。

 福井の方言の詩、21編を収める。ただし地方の生活を描いただけの作品ではない。

 農村生活に古代の神々を視、鳶や蟷螂と交感する作品で、1冊をまとめている。

 中でも「久延毘古 くえびこ」は、蟷螂の生になぞらえて、男女の出会いの、男の側からの真実を描いて、感動的である。

 また「天宇受売命 あめのうずめのみこと」は、村の祭で、舞台に上がって若い衆とふざけあう若妻に、天の岩屋戸伝説で舞を舞った「あめのうずめのみこと」を視ている。

 この詩集は、福井の詩界に文化大革命(古いな)を起こすだろうが、全国的に波紋を及ぼすかどうかは、方言詩がどう評価されるかに由るだろう。

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コメント

僕は、素人よりも、せめて
文学好きな人に、自分の
作品を読んでほしい。

実は、とりあげられているのではなくて自分からマスコミに売り込んでむりやり取り上げてもらっているのです。(笑)
芸術性よりも売り上げ優先(笑)です。まあ、ふだん詩など読まない人にも目を通してもらってこんな愉快なことが書いてあるよなどと家族団らんの時などに話題にしてもらえたら・・・などという殊勝な気持ちもあります(笑)。

こぐま星座さん、宣伝じゃないですよ。
素直な感想です。
色いろなメディアで取り上げられているようですね。

宣伝ありがとうございます。少しでも元手を現金で回収(笑)したいのであちこちで取り上げてもらえることはとても嬉しいです。

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