「世界詩人全集」第12巻
「世界詩人全集」より、第12巻「ディキンソン フロスト サンドバーグ 詩集」を読みおえる。
新潮社、昭和43年・発行。
箱、帯なし、本体にビニールカバー。
この集の3名とも、アメリカの詩人である。
ディキンソンの名前を知ってはいたが、作品を読むのは初めてだろう。独身のまま、ほとんど外出せず、短い詩をたくさん創った。孤独と宗教が、おもな主題と思われる。
フロストは、僕が初めて知る詩人である。牧場経営の経験もあって、農村やその労働をうたっているようだ。
サンドバーグも、その「シカゴ詩集」の名は知っていたが、作品を読むのは、初めてである。「シカゴ詩集」では、工業都市・シカゴと、そこで働く貧しい人々を描いた。
2度のピューリツァ賞を受けている。
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