現代詩文庫2冊
思潮社のホームページより注文していた、現代詩文庫の2冊が届いた。
1冊は、43「高良留美子詩集」である。
僕は高校生時代、小海永二・著「現代の詩 新しい詩への招待」(三一書房、高校生新書34、1965年・刊)によって、日本現代詩を知ったのだが、その中に高良留美子(こうら・るみこ)の作品があった。
最初の刷り込みは怖ろしいもので、上記の本を読んでより、いまだに日本戦後詩が一番上等だ(熱気もあった)と思っている。
その中の女性の詩は、男性への反発から書かれたものが多かったようだが、彼女の作品は、普遍的な眼で描かれていると感じた。
もう1冊は、44「三木卓詩集」である。
彼の詩は、僕はほとんど知らないのだが、彼の小説を2冊だったか読んで、好感を持った。
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