「ゾウの時間ネズミの時間」
文章で読んだ事がある。
また僕のよく行く書店、「KaBoS ワッセ店」では新書コーナーが店舗の中央に移り、品揃えも格段に多くなって、新書のブームを実感した。
最近は学問が細分化して深くなっている。
新書が啓蒙的に、学問の1分野を、ある程度わかりやすく、ある程度の深さで解説してくれると、世の中の先端がわかったような気になる。
この本は、「ゾウもネズミも、1生のあいだに打つ鼓動数は同じである」というテーゼによって、有名になった。
本川達雄・著、中公新書、1996年・42版。
副題に「サイズの生物学」とあるように、動物の体積に対する、エネルギー消費量、食事量、生息密度、筋肉・骨の量などの関係を、数学をも用いて明らかにする。
また棘皮動物の「キャッチ結合組織」についても、詳しく解説している。
今度の地震の被災に対して職場でも、労組の募金、各個人の義捐など、動きが広まっている。
コメント