先日に届いた季刊同人歌誌、「棧橋」No.106を読みおえる。
散文では、読んでいないものがある。
僕は「子の帰省」12首を載せてもらった。芸のない題である。作品より、汲み取ってくださるものがあれば、幸いである。
M比呂美さんの「足さばき」12首に注目する。能の1舞台を描いて、導入の1首、演舞を描き、エピローグの1首、巧みだと思う。
僕は能を、観客席からも、テレビなど映像でも、通して観たことはない。ただ以前に、朝日日本古典全書でだったか、謡曲百番(3冊)を興味深く読んだ事がある。
連載エッセイは、T公彦氏の「ナスビとナスの問題」、K富紀子さんの「頭芋」、ともにユニークで、面白く読んだ。
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