あわら市に在住のS章人さんが、同人詩誌「角(つの)」第22号を送って下さった。
11名の詩11編、ほかに散文4編が載る。
S章人さんは、詩「斑鳩」を寄せる。
種子の萌芽から千年を経て大木になり、伐り出されて堂塔となって更に千年を経た樹木への驚異をうたう。
Y勝さんが、再び映画評論に戻った。
「僕の懐かしシネマ館 10 アンリ・コルピの『かくも長き不在』」である。
1962年頃、彼が学生の時に観たその映画を、映画パンフを手掛かりに記憶をたどり、5ページ(3段)にわたって、熱く論じている。
その映画を観ていず、戦争体験のない僕にも、伝わってくるもののある彼の打ち込みようだ。
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