詩誌「間隙」第30号
詩誌「群青」の仲間であるAUさんが、同人詩誌「間隙(かんげき)」第30号記念号を、譲って下さった。
2011年3月、間隙出版・発行。
執筆者5名は、北海道から沖縄にわたり、ネットの利用による編集が要因かも知れない。編集者のA盛勝さんは、沖縄県在住の方である。
AUさんは、詩「カニ島」を寄せている。祖先が漁師だった設定で、南方の海と生活を描く。
彼女はまた、エッセイ「中学生の頃の私」を寄せていて、中学生時代(いじめにも遭った)を思い返している。
O孝和さんの詩「水の町で」が、震災の予見を思わせて、深い描写である。
A盛勝さんの「三十号(記念号)に寄せて」の短文にも書かれているように、エッセイが盛んで、ページ数ではエッセイのほうが多く、詩誌としては「危機的状況」とも言える。
コメント