総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2011-7月号を読みおえる。
特集は「日常詠の味わい」である。
僕は、日常よりの飛躍もあろうが、日常の奥にある真実を描きたいと思っている。
特別企画は「私の希少本」である。希少さは値段ではないだろうし、僕もわずかだが希少本を持っている。
「昨日と今日」12首に新しさを感じて、作者名を見ると、「岡崎康行 コスモス」とある。これまでにも、こういう事があった。
我田引水ではないけれど、「コスモス」の、「生の証明としての短歌」「真と新を探り常にみずみずしく」といった指針が、会員に浸透している故と思われる。
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