中谷宇吉郎「科学の方法」を読みおえる。
岩波新書、1993年・46刷。
自然科学では、再現可能な事柄を、数理化して研究するものらしい。
生命科学では、統計的方法も多く採られているらしい。
また「科学には限界がある」とい言葉も繰り返される。
新書の特性というか、限界というか、入門書でもなく(本書でも、幾つかの法則として、僕の知らなかった数式が引かれる)、専門書でもなく、中途半端な(?)啓蒙書におわる。
もちろん、僕が科学にうといせいもあるだろう。物事の受否を感性で判断し、理由はあとで考えてみる、という性質である。
入試に「小論文」の科目がなかった世代でもある。
コメント