「日本の街道」(全8巻)より、第6巻の「夢誘う山陽山陰」を見おえる。
集英社、昭和56年・刊。
箱、帯、月報あり。
この本の中で石見銀山遺跡は、作家・杉本苑子のエッセイ「山陰路の旅情」の中で数行触れられ、その上に小さなカラー写真が1枚あるきりである。
2007年に世界遺産に指定され、工夫の苦しみ(平均寿命30歳と推定)を含め、銀鉱採掘の跡が観光になっているが、当時はさほど注目されていなかった。
写真を見ていくだけでは、情報量は少ない。カラー写真は鮮やかだけれど、詳しくは語らない。
しかしこのシリーズの文章を追って行く気はしない。日本史の復習をする気持ちは、今はないから。
コメント