「日本の街道」(全8巻)の第8巻、「日燃ゆる九州」を見おえる。
集英社、昭和56年・刊。
箱、帯、月報あり。
この巻には九州の、筑紫路、日向路、薩摩路、長崎路、唐津街道を、おもに収める。
地理的には地方だけれど、古代には大宰府があり、江戸時代には出島があるなど、歴史的には重要な所である。
さて全8巻の最後である。
この時代には、本の訪問販売(百科事典、シリーズものなど)がまだ成り立ち、全国周遊の適わぬ人々が、このシリーズを買って願いを達していたのだろうか。
推測に推測を重ねる、僕の考えではあるけれど。
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