詩誌「間隙」第32号
先月27日の会合(記事あり)のおり、AUさんより頂いた同人詩誌、「間隙」第32号を読みおえる。
沖縄県に在住の詩人、A盛勝さんが編集し、同人は彼を含めて全国の6名である。
AUさんの詩「手すり」は、若くして亡くなった母親が、幼女として現れる。何か神話的パターンがあるのだろうか。こぐま星座さんの詩にも、そのような詩想がある。
故・広部英一さんの詩には、若くして亡くなった母親の娘時代を、想像的に描いた作品はあったが、幼女としては現れない。
僕の母親は、老いてから逝いたので、僕が幼く母が若かったころのエピソードを思い出す時はある。
AUさんはエッセイ「母のこと」で、ヒステリー症ぎみの母親と、その突然の早逝を描いて、詩への出発への因をうかがわせる。
コメント