詩誌「アリゼ」第147号
兵庫県にお住まいの詩人、S陽子さんが、兵庫県を主とする同人詩誌、「アリゼ」第147号をお便りとともに送って下さった。
2012年2月29日、アリゼの会・発行。
詩21編、エッセイ等の散文11編を収める。
詩では、第二次大戦に関わるM真由美さんの「冬の旅」T久美子さんの「あざなえる縄」、宇宙論的なYやすこさんの「星の欠片(かけら)」Y幸子さんの「こんにちは」、早逝の父をうたったO昭代さんの「夏の別れ」母を偲ぶA洋子さんの「舗道の石臼」など、興趣の深い作品が多い。
散文11編は多めで重い内容のものもあり、「読みたい人はどうぞ」の意趣かと、読まなかったもの、拾い読みしたもの、完読したものがある。
批評の他では、詩誌の散文は軽めのものが、読む気になる僕である。
コメント