逢沢明「ネットワーク思考のすすめ」
逢沢明(あいざわ・あきら)著・「ネットワーク思考のすすめ」を読みおえる。
PHP新書、1997年3月7日・刊。
上記のように15年前の本で、IT本としては、かなり古い。ITの世界は、日進月歩どころか、秒進分歩であるという。
しかしこれくらいでも、僕には合う本である。最先端の事は、僕にはわからない。
現在の状況は、当時の著者の考えを、抜いていると僕は思う。
この本には、ツイッター、フェイスブックどころか、ブログの言葉さえ、見当たらない。
しかしネットワークが歴史的大転換であり、「自由・民主・平等」への進歩に役立つものだという、この情報文明学者の指摘は、的中していると思う。
「能力に応じて働き、必要に応じて取る」という世界は、ネット上では形成されつつある、とさえ言えるかも知れない。
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