写真集「探訪 日本の庭 四 近畿」を見おえる。
僕は近畿地方の範囲もわからないので、巻末の名庭リストで見ると、大阪府、奈良県、和歌山県、三重県を指す(京都府の庭は、別に3巻を当てる)という。
先の6月21日の記事「三 山陽」で書いたように、「名庭解説」を読みながら、写真を見進めたが、写真のある庭すべてに解説が付く訳ではない。
和歌山県「浄国寺庭園」は、室町時代に造られた、枯山水である。約210坪。中央に枯池があり、青石の石橋がある。
大阪府の「普門寺庭園」は、江戸時代初期の作で、約135坪の枯山水庭園である。
上記2つの庭とも、石とその配置が見事である。禅の思想を表し、娯楽とは1線を画す。
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