詩誌「アリゼ」第148号
同人詩誌「群青」を発行のたびに送らせてもらっている、詩人・S陽子さん(兵庫県・在住)が、同人詩誌「アリゼ」の第148号~第150号、3冊を送って下さった。
ずいぶん以前からの交流で、僕は「アリゼ」を欠かさず残してある。
同人は兵庫県・在住の詩人をおもにするが、その他に各地の詩人を含む。
148号は、詩18編、散文(評論とエッセイ)11編を載せる。
詩では、Kたか子さんの「川岸」が、川岸に佇み川面を眺めて、昔日の舟遊びを想い、
ときどきざわめく波は
胸のたかなりに似て
と述べ、昔に「胸のたかなり」があった事を、思い出させる。
エッセイでは、T和美さんの「きこしめす」が、プレミアがつく焼酎「百年の孤独」を娘さんより贈られて、そのいわれ(僕はガルシア・マルケスの小説を、「百年の孤独」を含め、何冊か読んでいる)も述べ、独占して飲む(ご主人は「銘柄はなんでもいいらしい」ので)楽しさを語っている。
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