« ミニ・シクラメン、他 | メイン | 川辺古一「駅家」 »

2012年11月26日 (月)

「歌壇」12月号

Cimg6602 総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2012年12月号を読みおえる。

 短歌作品をおもに読み、散文では飛ばした作も多い。

 巻頭20首では、俵万智「秋の入り口」が懐かしい。僕は「俵万智・以後」に作歌を始めた者だから。

 特集は、「身体感覚の短歌」であるが、観念的である。「仕事は体で覚えよ」と言われて覚えた、作業の身体感覚や、老いの不自由な手足が論じられていない。

 田中槐さんの年間時評は、「震災後一年と短歌のこれから」と題する。まっとうな感覚である。

 また12月号という事で、幾つかの連載がおわる。武下奈々子さんの「働く女性たちの風景」を始め、惜しい事である。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/30396307

「歌壇」12月号を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート