大江健三郎・文庫本2冊
Amazonのサイトで、大江健三郎の小説「水死」が文庫化された(講談社文庫、2012年12月)事を知り、注文した。
そのあと同氏の「美しい……」という文庫本が蔵書にあったな、と思って文庫本棚を捜したが、見つからない。
Amazonの古本で探すと、新潮文庫「美しいアナベル・リィ」が、1円で何冊か出ていた。状態の良さそうな、「(有)イーブックスパイダー吉野の桜店」に注文した。
しばらくしてもう1度、文庫本棚を捜すと、同氏の「二百年の子供」「さようなら、私の本よ!」と共に、「美しいアナベル・リィ」が並んでいた。
注文をキャンセルできる時間帯だったが、1円の注文(別に送料250円が掛かるが)なので、キャンセルしそびれた。
本が着いて驚いた。カバーに擦り傷はあるが、帯の付いた文庫本を、1円で売っていたのだ。古本の一覧表で、帯に言及していたか、僕には覚えがない。
同氏の文庫本小説、4作を今度は、文庫本棚の目立つ所に並べて、おいおい読んでゆこう。
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