相沢正一郎・詩集
相沢正一郎さん(1950年・生)の第5詩集(巻末の略詩歴に由る)、「テーブルの上のひつじ雲 テーブルの下のミルクティーという名の犬」を読みおえる。
2010年、書肆山田・刊。
第48回藤村記念歴程賞・受賞。
先の2月26日に、詩誌「群青」の同人3名が、喫茶店「モントリオール」で会った時、AUさんより僕が借りた詩集2冊のうち、1冊である。
21編の散文詩を収める。自分の作のポエジーに、よほど自信があるのだろう。
亡き妻、父母、飼い犬と語ったり、眠りに落ちる夢うつつのあわいを描いたり、シュールリアリズムというより、バーチャルな(虚像の。仮想的。)世界である。
最初の作品「庭」より、1部を引用する。
(前略) 小さな池も枯れた――尾をふりながら背中をひからせていた魚たちは、しずかに空にながれだした。水の
おもてにうつった、ゆれる顔も……。
(後略)
バイオレンス鹿様、コメントを下さり、ありがとうございます。
ナ・イ・ショはないでしょう。
公開してください!
投稿: 新サスケ | 2013年3月 6日 (水) 18:36
この詩集はよかったなぁ。うん。
今日はいいことがあった。それが何だったかはナ・イ・シ・ョ
投稿: バイオレンス鹿 | 2013年3月 5日 (火) 21:12