永六輔「一泊二食三千円」
永六輔の旅にまつわるエッセイ集、「一泊二食三千円」を読みおえる。
中公文庫、1984年11版。
永六輔(1933~)は、多方面で活躍してきた。「大往生」他、彼の本を何冊か、僕は読んでいる。
このエッセイ集では、船や飛行機の旅でのサービスの模様、旅館やホテルでのサービスへの要望なども書かれる。
また気楽な旅での、見知らなかった人との触れあいが描かれる。
当時は、ほとんどの日を旅していたようで、また初版の発行された1977年頃には、表記の額で宿泊できたようである。
こまぎれ的にしか読めない所だったので、1文が短い、内容も軽めの本を選んだつもりだ。
また題名の、1,2,3、の語呂合わせを、カバー絵に幾つも示唆されているのに、僕は解説を読むまで気づかなかくて、うかつな事だった。
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