« 久瀬昭雄「蒼茫の海」 | メイン | 臼田亜浪「定本亜浪句集」 »

2013年9月 6日 (金)

室生犀星「我が愛する詩人の伝記」

Cimg7195
 室生犀星の「我が愛する詩人の伝記」を読んでいる。

 中央公論社、1958年・刊。

 11人の詩人の伝記を収める。

 北原白秋、萩原朔太郎、立原道造など、ほとんど私生活でも交際のあった詩人たちで、それらのエピソードを交えて伝記を語られると、僕は惹き込まれる。

 僕はこの本の愛読者で、文庫本でも3回くらい買って読んだ。

 1冊は売り、1冊は詩の仲間に譲り、1冊は電子化してCDに収めた。

 今度、単行本を入手したので、枕頭に置いて読んでいる。パッと開いてパラパラと読むには本が良く、活字の大きい単行本は重宝する。

 立原道造たち、室生犀星のまわりに集まった詩人たちのありようを、伊藤整(詩人として出発した)は批判した。僕は長く、彼らのありようがユートピア的で、憧れていた。

 また千家元麿ら、民衆詩派の何人かも、紹介されている。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/31823333

室生犀星「我が愛する詩人の伝記」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート