詩誌「果実」69号
県内にお住まいの詩人、T・篤朗さんが、お便りを添えて、同人詩誌「果実」69号を送って下さった。
今年5月4日の記事(←リンクしてある)で、同誌68号を紹介して以来である。
同人(皆さん元教員)5名が、詩13編と、批評2編を寄せている。
齢を重ねても、真摯に人間性を追求する姿勢に、心搏たれる。
T・篤朗さんは創作意欲旺盛で、5編の詩を寄せている。
孤独感の中で、自らに問い、他者を問う。
作品「星」全5連より、最終連を引く。
星
T・篤朗
(前略)
ひときわ輝くシリウスを右手に感じ
銀河を進む
孤独な疑問を抱きしめて
光さえ携えずに
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