「その二集」末まで
歌誌「コスモス」2014年5月号の、「その二集」を、外国から北海道へ入り、南下して読みおえた。
今月10日の記事(←リンクしてある)、「『あすなろ集』末まで」に続く。
僕が付箋を貼ったのは、神奈川県、M・文男さんの次の1首(171ページ)。
卒寿にて一人となりし家の中威勢をつけて福の豆まく
ユーモアの中にペーソスがある。他の2首も読むと、福島県の原発事故を逃れて、移住している方らしい。
「コスモス」に入会した方は、「その二集」から短歌を発表し始めるのだが、明らかに人数が少なく、「コスモス」は将来的に会員数が減るだろう。入会者は毎月、公表されているのだが、入会しても辛抱できずに退会する方が多いのだろうか。
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