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2014年7月17日 (木)

「渡辺白泉全句集」より(1)

Cimg7827 「渡辺白泉全句集」を読み始め、「初出発表順句集」の昭和9年~昭和13年途中まで、読み進む。

 全句集は、2005年、沖積舎・刊。

 2011年9月28日付けの購入記事(←リンクしてある)がある。

 渡辺白泉(わたなべ・はくせん、1913年~1969年)は、1933年「馬酔木」に投句を始め、1934年、のちの新興俳句誌「句と評論」に投句を始める。

 のち新興俳句運動の若きリーダーとして、政治的前衛かつ芸術的前衛という、困難な道を進んだ。

 以下に初期より「風」時代の、5句を引く。

蝗賣早稲刈り了へて來しならむ

火蛾どもに街燈滅されてゐる

納涼茶番遠くゐて父と笑うたり

十月の夜釣のえものみな黒し

銃後と言ふ不思議な街を岡で見た

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