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2014年8月 4日 (月)

「渡辺白泉全句集」より(5)

 沖積舎「渡辺白泉全句集」より、先月29日の(4)に続き、5回目の紹介をする。

 彼は結社に属さず、今回の1957年~1968年(1969年1月に没)の12年間に、「俳句」誌の「俳句年鑑」に3回、「俳句研究」誌の「年鑑」に3回、八幡船社版私版・短詩型文学全書・第5集に34句(戦中吟を含む)、自筆ノート等による「拾遺」のみである。

 これで「初出発表順句集」の終いであり、残るは歌仙1巻と、没後に見出された自筆稿本「白泉句集」のみである。

 作風は、新しさはあるが、おもに生活吟だろう。

 以下に5句を引く。

かなかなもわたしばつたも亦わたし

白梅の固き蕾や十粒ほど

   拾遺

花園に立ちくらめきて戦死せり

木枯の速さを計るいくさかな

数珠玉や三鬼を懐ひ死を思ふ

Photoダウンロード・フォト集より、夏の海の1枚。

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