「福井詩人会議・水脈」事務局より、詩誌「水脈」51号を送って下さった。
2014年8月・刊。
50号の節目を越えて、新しい1歩の踏み出しである。
S・周一さんの詩「大雪の夜の出来事」、「カタツムリ」、「久しぶり」が、大人(たいじん)の風格を見せる。
貰い物のサニーレタスに付いて来たカタツムリを育て、カタツムリの角をVサインに見立てる所など、余裕あるユーモアを感じさせる。
I・信夫さんのライフワーク、中野鈴子研究も、評論集「詩人中野鈴子を追う」のあと、「続続 すずこ記」の連載が始まった。
N・えりさんの連載小説「母の料理 2」が、中国の収容所から帰国した1家を描いて、迫るものがある。
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