写真集「古鏡」
写真集「日本の原始美術」全10巻より、第8巻「古鏡」を見おえる。
講談社、1979年・刊。
今月10月12日の記事(←リンクしてある)、同「銅鐸」に継ぐ。
カラー写真112枚。解説35ページ。
日本で出土した青銅製の古鏡、3千数百面のうち、3分の2は、日本で制作された、倭鏡とされる。
裏面の文様の種類や系統を、学問として研究しているが、表の面の写真は1枚もない。
化粧具としてより、呪具祭器として用いられた事に拠る。
しかし僕は、骨董品とは言わないが、美術品として見たいので、鏡面がどれくらい外界を写したかも見たかった。発掘品では、無理なのだろうか。
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