詩誌「間隙」第38号
先日、同人詩誌「群青」のメンバー3人が喫茶店に集まった時、AUさんからA・盛勝さん(沖縄県・在住)が編集する詩誌「間隙」第38号を頂いた。
同誌の第36号・第37号は、今年6月5日付けの記事(←リンクしてある)で紹介した。
AUさんの詩「ノック」は、反・現実主義というより、反現実・主義(nowhere story)の作品として面白い。
またエッセイ「原子力発電所のある街」は、焦点の少しのブレはあるが、可愛がってくれた叔母夫婦を描いて、彼女の心が解放されていくようだ。
冒頭3編の詩がいずれも、折り返し2ページになっているので、目次欄を工夫して、見開き2ページずつに掲載できなかったか。
また全42ページの内、A・盛勝さんの旧作の詩とエッセイが29ページにわたって再録されていて、表紙の写真も彼とその友人で、どういう筋道を経てこうなったのか。紙誌や本の編集者は、裏方に徹するべきではないか。
もちろん、同じく同人3名の詩誌を編集する者として、詩人・AUさんの作品を取り合う者として、ライバル心から苦言を呈するのである。
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