「本願海」No.13
僕より同人詩誌「群青」を送らせてもらっている等のご縁で、浄土真宗本願寺派の寺の住職、釈誓道さんより、個人誌「本願海」No.13を送って頂いた。
初めに「詩」の部10編があり、後に「断簡集(二十三)」52ページが続く。
詩は詩情的な「夏の朝」から、やや法話めく「おはからい」まである。
彼は様々な障害と闘いながら、真の信仰を得た者として、信仰告白と布教に努めている。
「断簡集」は自派だけでなく、他の仏教、キリスト教、他に至るまで引用と考察を自在に続けている。
悩んだ末の信仰獲得で、僕が口を挟める筋合いはない。
冒頭の詩「夏の朝」を引用する。
夏の朝
カナカナの
すばらしい早朝コンサートだ。
わざわざハーモニー・ホールへ行かなくても、
こんなにステキな音楽が
ただで聞かれる。
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