「歌壇」3月号
発売日近くに「楽天ブックス」へ注文して、すぐ届いたが、次号発売日近くになって、あわてて読んだ。
それで特集の「アンソロジー二〇一四テーマ別私の一首」を読んでいない。角川「短歌」や「短歌研究」と違って、年鑑を出せなくても、体裁を取り繕うことは要らない。
巻頭20首では、佐佐木幸綱「俺は何もの?」に好感を持つ。かつての青春短歌の雄の健在はたのもしい。僕は河出書房新社「佐佐木幸綱の世界」全16巻より、歌集篇のみ4冊を読んだだけだが。
池田はるみ「ITこはい」は、ITに不慣れな人の不安感を表わしている。(僕がITに慣れているとは言わない)。
永田和宏の連載「某月某日」第3回「不機嫌な猫は尾を振る」が、充実している。
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