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2015年3月 2日 (月)

上村占魚「球磨」

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 沖積舎「上村占魚全句集」(1991年・刊)より、第2句集「球磨」を読みおえる。

 この全句集の購入については、2013年7月28日の記事(←リンクしてある)で紹介している。写真は、左が函、右が表紙(中川一政・装丁)である。

 第1句集「鮎」については、「増補 現代俳句大系」第6巻より、2013年1月3日の記事(←リンクしてある)で紹介した。

 上村占魚(うえむら・せんぎょ、1920年~1996年)の句は、写生を基調に抒情性に富む、とされる。

 原著は、1949年、笛発行所・刊。

 以下に5句を引く。

この道の枯木も家もおぼえあり

花の冷え身にまとひつつ別れ来し

たたなはる紅葉の山の暮れてなし

城あとの梅を探りてただひとり

編みかけのつづきの毛糸妻は編む

 注:引用の1部に、旧漢字を新漢字に替えた所があります。

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