岡本かの子「金魚撩乱」
Google Play Booksより「青空文庫」発でタブレットにダウンロードし、岡本かの子の小説「金魚撩乱」を読みおえた。
3月22日の記事(←リンクしてある)で紹介した、「雛妓」に続き、同様にして読む岡本かの子の小説の9編めである。
金魚生産家の養子になった復一が、その家の娘と結婚もできず、金魚の新品種育成に没頭するが、最後と思われた時に、偶然に理想とする金魚を見出すという、ハッピーエンドとなっている。
女性の美しさを、金魚になぞらえるのは、いくら華やかに描写しても、無理があるようだ。
1937年10月・発表。
サイト「フリー素材タウン」より、チューリップの1枚。
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