岡本かの子「雛妓」
Google Playブックスより「青空文庫」発で、タブレットにダウンロードし、岡本かの子の小説「雛妓」を読みおえる。
先の2月25日の記事で紹介した、「河明り」(←リンクしてある)に継ぎ、同様にして読む彼女の小説の、8作めである。
「かの子」という雛妓を親しみ憐れんで、夫婦で落籍しようとまで話し合ったが、その雛妓は他の地で芸妓になってしまう。
雛妓から「十六の若さを奥様に差し上げます」という手紙を受け取って、岡本かの子が若さと、一族の家霊を表現するため、短歌より小説執筆を決意して、1編は終わる。
フリー素材サイト「Pixabay」より、椿の1枚。
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