年刊句集「福井県」第44集(1)
今年5月8日の記事(←リンクしてある)で、年刊句集「福井県」第53集(平成26年版)の読了を報告した。
それに続いて、同・第44集(平成17年版)の、俳句欄325ページの内、62ページまでを読みおえた。
ページ数が少ないのは、最新版ではないので、読む勢いがもう1つだからでもある。2011・3・11以前の俳歌には、のどかな所もあった。
1ページ2段2人、各10句掲載である。第53集の413名で大集団だと思っのに、第44集には650名の参加があったのだ。参加者が1番多かったのは、何年ころか知らない。
俳歌は素人でも、生涯に1つ2つの名作は残せます、という言い伝えの蜜に惹かたりして、生涯を吟詠する事になるのだ。
付箋を貼ったのは、N・千代江さんの「歳晩や拍子木打てば星揃ふ」の句である。「星揃ふ」が美しい。「~揃ふ」の句が以前にあったかなかったか、ともかく独創である。
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