「COSMOS集」読了
結社歌誌「コスモス」2015年10月号の、「COSMOS集」を読みおえる。
今月2日の記事(←リンクしてある)、「月集」読了、に継ぐ。
間には「その一集」がある。外国より北海道に入り、南下する掲載順だが、今号では東京の半ばまでしか読めなかった。「読み部(よみべ)」を自称する自分として、不本意である。
「COSMOS集」は、「あすなろ集」と「その二集」の特選欄である。僕がその頃、選歌は2首と3首が半々くらいで、3首載せられるか、まれに「COSMOS集」に入るか、励んだ思い出がある。
僕が選んだ1首は、次の作品。「その二集」より、O・まき*(新かな遣いのマーク)さんの「積雲」5首の1首。
かなへびがクモを飲みこむ最後までしゃがんで見ている背中四歳
4歳の子は、生の現実に、残忍な気持ちではなく、敬虔な気持ちになると思う。
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