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2015年10月 3日 (土)

清水基吉「寒蕭々」

 角川書店「現代俳句大系」第10巻(1972年・刊)より、二番めの句集、清水基吉「寒蕭々」を読みおえる。

 先の9月26日の記事(←リンクしてある)、安住敦「古暦」に継ぐ。

 原著は、1954年、白桃社・刊。287句。

 清水基吉(しみず・もとよし、1918年~2008年)は。前の安住敦と同じく貧しかったが、職を転々としたのではなく、文筆(小説を含む=芥川賞・受賞)で生活しようとしたからである。のちに電通に勤めた。

 貧の中の結婚と子を描いて、清澄である。

 以下に5句を引く。


春泥や師の家を出て渋谷川

栗剥くや食はすや恋も古びたり

玉の露呼べば応へて妻そこに

栗の花こぼるゝ妻に髪刈らす

貧の中火蛾に抱く子が笑ひ出す

Photoフリー素材サイト「Pixabay」より、柿の1枚。

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