有川浩「ヒア・カムズ・ザ・サン」読了
今月10日に購入を報せた、有川浩「ヒア・カムズ・ザ・サン」を読みおえる。
新潮文庫、2013年・刊。
僕はこれまで、有川浩(ありかわ・ひろ、女性作家)の小説、「レインツリーの木」「阪急電車」「植物図鑑」を、いずれも文庫本で読んで来た。
直近の「植物図鑑」は、昨年11月4日の記事(←リンクしてある)で紹介した。
「ヒア・カムズ・ザ・サン」と「ヒア・カムズ・ザ・サン parallel」が収められる。
前者の立派な父とその友人より、後者の才能がなくだらしない父親に思い入れが多くなる。
それは僕や多くの父親が(と思う。社長や大臣は別として)、妻子に充分に為していない、という思いがあるからだろう。
仲介役(主人公・古川真也)の重要さが、よくわかる。
小さな旅があり、明日以降2、3日、記事更新を休みますので、宜しくお願い致します。
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