年刊句集「福井県」第54集(1)
先の3月16日の記事(←リンクしてある)で届いた事を報せた2冊の内、「平成27年版 年刊句集 福井県 第54集」(2016年3月、福井県俳句作家協会・刊)の、作品欄を40ページまで読み進む。
1ページ2段、1人1段10句の掲載だから、80人800句を読んだことになる。
全213ページ、426名、4260句の出句となる。
1時程の数ではないが(手許の乏しいバックナンバーでは、「平成17年 同 第44集」で650名の出句)、県内の短歌、詩の年刊アンソロジーと比べて、格段に参加者が多い。
僕が付箋を貼ったのは、巻頭、Y・透思朗さん(福井県俳句作家協会・顧問)の「九回裏」より、無季らしい次の1句。
怖いもの無しの老化や共白髪
まさに豪壮な老いぶりである。
コメント