« 届いた2冊 | メイン | 永田和宏「新版 作歌のヒント」 »

2016年5月14日 (土)

年刊句集「福井県」第54集(4)

 年刊句集「福井県」第54集(2016年3月、福井県俳句作家協会・刊)より、4度めの紹介をする。

 同(3)は、先の5月7日の記事(←リンクしてある)にアップした。

 今回は、前回に続き、121ページ~160ページの40ページ分、80名800句を読んだ事になる。

 大衆文芸とされる俳歌について、現代では大衆の知的レベルも上がり、結社の宗匠制でなくとも、同人制でも充分成り立つ。

 結社では、各号の採られる作品数、クラス進級を競う、競争制に拠って、進歩が早い場合があるだろう。

 僕が付箋を貼ったのは、次の1句。Y・嘉代子さんの「初鏡」10句より。

一重八重百日草に雨宿る

 百日草の種は、たいてい八重(千重?)だから、一重が混じるのは、こぼれ種から生えたものだろう。おのずと庭の荒れた一画を思わせる。

Photo 「フリー素材タウン」より、藤の1枚。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/238785/33826071

年刊句集「福井県」第54集(4)を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

ブログランキング

  • 応援のクリックを、よろしくお願いします。
  • ブログ村も、よろしくお願いします。

最近のトラックバック

ブログパーツ

  • ツイートをフォローしてください。
  • 3カウンター
  • アクセス解析

更新ブログ

Powered by Six Apart
Member since 04/2007

日本ブログ村

  • 日本ブログ村のリストです。

人気ブログランキング

  • 応援の投票を、お願いします。

アンケート