歌誌「歌壇」8月号
総合歌誌「歌壇」(本阿弥書店)2016年8月号を、ほぼ読みおえる。
購入は、先の7月18日の記事(←リンクしてある)にアップした。
短歌作品をおもに読み、散文では読まなかったものも多い。
馬場あき子「空襲と牡丹」20首は、敗戦直前の動員時代を描く。
道浦母都子「十年忌」20首で、樺美智子を詠んだ2首の内、「樺忌」は今年で喜寿、と詠ったのは、樺美智子の生年より数えての事だろう。16首めの「苦し抜き」は、「苦しみ抜き」の誤植か。
ニューウェーヴの旗手・穂村弘の「五百円玉の夜」20首には、あまり感心しなかった。
コメント