今年2月19日の記事「黄花ミニ薔薇(3)」で、この鉢の7輪めの開花を報告した際に触れた、莟がひらいたもの。
花容がやや衰えている。だいたい花びらの枚数に由る。
それは樹勢に由り、樹勢は日光・気温・風などの外的条件と、根張り・水・肥料などの内的条件に、左右される。
これからも花を咲かせると思うので、しっかり育ててゆきたい。
今年1月24日の記事 に1回めの紹介をしたミニ薔薇の、2回めの紹介をする。
1回めのあと、当地は大雪など冷え込み、開花が心配された。しかし、この鉢は台所の窓辺に置いてあり、台所ではストーブを焚く時があるので、生き延びた。
前回より3輪を切り、莟だった3輪が咲いた(左の写真)。この型の品種は、咲きかけが見頃だと思う。
前回の記事で、莟が6つだと書いたが、まだ固い莟が1つあって、全部で7つの莟だった。うまく行けば、これから1輪が咲く。
切った3輪は、水を張った小さな器に浮かべてある(右の写真)。まるで余生を楽しんでいるかのようだ。
先の日曜日(1月22日)に、ホームセンター「みった みゆき店」へ行った時、鉢植えのミニ薔薇があったので、1鉢を買った。
昨年は赤花のミニ薔薇を買い育て、何回かこのブログにアップした(まだ生きている)ので、今回は黄花種にしてみた。
6つの莟のうち、手前の2輪が花頃かと、写真をアップした。そのあと、1番開いている花を切った。そうしなければ、6番めの莟まで咲かせられない。
ラベルには「Parade」とあるけれど、蔵書の「決定版 バラ図鑑」(講談社、2005年6刷)の「ポリアンサ・ローズ ミニチュア・ローズ」の黄花の項にない。念のため「和名索引」で引くと、「パレード」はあるが、その「Parade」は赤花のクライミングローズ(つる薔薇)だった。品種名の国際的な登録機関がある筈だが(洋蘭には、ある)。
最後に拙作を1首
三月に買ひしミニ薔薇九月には五度めの花を窓辺に咲かす
「コスモス」2011-12月号より
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