6月15日に「ゆりの里公園」で買った、莟の百合が、次つぎと花を咲かせている。
黄花、品種不明、5本立ち。
去年に同じところで買った百合、「イエロー ウィン」(黄花)もたくさんの莟をつけている。黄花の百合が好きなわけではなく、そのような株しか売っていないからである。
「勝木書店ワッセ店」で高野公彦歌集「天平の水煙」(本阿弥書店)を取り寄せ注文したついでに、同店内の「古本センター」で、以下の文庫本を買った。
椎名誠「新宿熱風どかどか団」(新潮文庫 2005年)
水尾比呂志・編「柳宗悦 民芸紀行」(岩波文庫 1988年)
ベッケル「緑の瞳・月影 他十二篇」(岩波文庫 1987年)
指向がばらばらのようだが、3冊とも読みたい本である。
午前中に、福井県坂井市春江町にある「ゆりの里公園」へ行った。花季を以前に電話で問い合わせておいたのだが、百合の品種によっては、花のすでに散りかけている一画もあった。
広大な百合庭園のほか、野菜・花の直販所、さらにフリーマーケットもあった。
サラリーマンのグループが記念写真を撮っていたり、ゆっくり花をめぐる雰囲気ではないので、土産に百合1鉢を買って、早々に帰った。
拙作1首
ひと巡りしては来たれど満開の百合庭園は遠目にも佳し
歌誌「棧橋」№92より
午後のひととき、「中国の歴史」(10冊、昭和49年頃、講談社・刊)の帯に破れ箇所がめだつので、箱より外して補修(セロテープで裏打ち)する。
こういう事を静かな気持でできるのは、僕が1種の書痴なのか、未来の古書店主か。
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